フリースクールに本来勉強は必要ない
なんくるないさ最後の柱は自主学習、いわゆる勉強です。自分の中では優先順位としては4番目、いちばん下ですね。度々お話ししてきましたが学校の勉強というのはただの知識です。それ自体は社会に出て使うわけではないのです。
ではなぜ学校に行くのかというの集団生活をさせるためです。
運動会でひたすら退屈な行進の練習をさせられたり、具合が悪くなるまで長時間卒業式の練習をさせられたりとか皆さんも経験あるのではないでしょうか。
それは我慢を覚えさせたいのです。
テストをするのも自己肯定感を下げて従順な生徒にすることが目的です。そして将来なるべく反抗しない自己主張しない人間に育てて、組織や会社に入った時上の言うことを聞く使いやすい人間にしておきたいのです。そうすると会社の偉い人もそうですが、政治家や官僚と呼ばれる人たちが何をしても追及されないのでとても楽なのです。
けどこれからはしたくないことはしなくていい。我慢は必要ありません。
今までの教えと反対にするだけで実は個人個人ももそうですが、社会も良くなっていきます。
フリースクールの存在意義から言えば本来勉強は必要ないと思います。まして不登校の子を学校に戻すことではありません。ただ現状ではまだそうもいかない部分もあるので要望がある場合だけ勉強もやることにしました。
しかしいずれテストを受ける受けないは自由になっていくと思います。受けたい人だけが受ける。基本的には検定主義になっていくでしょう。好きなことだけを勉強して必要な時に検定を受ければいい。やがてテスト自体もなくなっていくと思います。
そして具体的な教え方ですが、あくまで自主学習の支援です。学校や塾のようにこちらから教えると言う事はしません。聞かれたことのみ答えます。
時々習ってないからここはできないと言う子がいるのですが、そんな事はなくて自分でテキストを読めばいくらでもできます。これは完全に教えることの弊害ですね。教えられることが当たり前になるとすっかり受け身になって、自分で学ぼうという気がなくなっているのです。
そういう意味では公文式というのもいいと思います。別に習っていなくてもやりたいなら学年に関係なくいくら進んでもいいのです。
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