本の学校フリースクール
こんにちは直江じょうすけです。
前回お話ししましたようにフリースクールのあり方を根本的に見直すことにしました。
これまでカルタ、バドミントン、座学に加えて勉強が4番だったわけですが、勉強を1番にします。
といっても学校の勉強ができるようにすることが目的ではありません。
本質的な学力とは自分で考える力、自分で解決する力だと思います。 それには読み書きと少しの計算ができたらいいのです。
特に読書が大きなカギになります。ひとりで静かに本が読める子は何が起きても自分で問題を解決することができるようになります。
ご存知のように一口にフリースクールといっても千差万別で様々な形態があります。
何をやっても完全自由な純粋な居場所、本当は学校に行きたいのに行けなくなり勉強を中心とした学校に準ずる存在、特に理由はなく不登校になり社会体験などに重きを置いたところなどです。
その中でも僕はなんくるないさを本の学校に分類することにしました。読み書き算盤という江戸時代の寺子屋に基づいた本質的な学力を追求する場です。
もちろんこれまで通り居場所としての存在意義はそのままですが、特に自分で解決できる力を養うことに重点を置きます。
本の学校は学校教育に対するアンチテーゼであるとも言えます。
学校では意味のない知識の吸収ばかりして本を読むということをしません。特に国語の授業は部分引用ばかりなので1冊本を読んだ!という達成感が得られないのです。そして正解が1つしかないと思わせるので考える力がつきません、というより生徒たちは考えることをやめてしまうのです。
学力とは実はシンプルで一冊丸ごと好きな本を読むだけでいいのです。その達成感をなん度も味わうだけで考える力、聴く力、集中力、問題解決力がつきます。
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